
なぜ不動産屋は水曜日がお休みなの?
なぜ不動産屋は水曜日がお休みなの?
こんにちは。尾崎不動産の藤田です。
前回は、初めてのブログということで、私自身について少しお話しさせていただきました。
今回は、私が最近ふと気になって、調べてみたことについて書いてみたいと思います。
それは……
「どうして不動産屋さんって、水曜日がお休みのところが多いんだろう?」ということです。
不動産屋さんが水曜日休みのところが多い、ということは、私も以前からなんとなく知っていました。
お部屋を探していた頃も、
「そういえば、不動産屋さんって水曜日休みだよね」くらいに思っていたのですが、
特に「なぜ?」と深く考えたことはありませんでした。
そんなある日、お店でお客様とお話ししていたときに、何気なくこの話題になったんです。
「不動産屋さんって、なんで水曜日がお休みなんですか?」と聞かれて、
「やっぱり土日は内覧やご来店いただくお客様も多いので」とお答えしました。
すると、お客様が、
「でも土日が忙しいんだったら、月曜日がお休みでもよさそうですよね。なんで水曜日なんだろう?」と。
......「確かに!」となりました(笑)。
言われてみれば、その通りです!
そこで私は、以前住宅メーカーの方から聞いたことがある話をふと思い出したので、お伝えしました。
「そういえば、住宅に関係する仕事だから、火とか水とか、そういうものを嫌って、
火曜日・水曜日を休みにする会社があると聞いたことがあります。
もしかしたら、それもあるのかもしれませんね」
「なるほどね~」といったかんじで、そのときはそこで話が終わりました。
でも、その日のあとになって、気になってきたんです。
そういえば、私も水曜日が休みの理由をちゃんと知らないな...
”土日が忙しいから平日休み”というのは何となく分かる。
でも、”じゃあ、どうして月曜日じゃなくて水曜日なの?”
これは、私もきちんと説明できません。
そこで、改めて調べてみることにしました!
「現実的な理由」と「ゲン担ぎ」
調べてみて、まず「なるほど!」と思ったのが、やはり土日のお客様の多さです。
不動産会社は、土曜日・日曜日にお客様の来店や内見が集中しやすい業種です。
お仕事がお休みの方や、ご家族そろってお部屋探しをされる方にとって、土日は動きやすいですよね。
そのため、不動産会社としては土日にお休みするよりも、
平日に休みを取るほうが、お客様のニーズにも合っています。
では、なぜ月曜日ではなく水曜日なのか?
ここが今回の疑問だったところです。
調べてみると、不動産会社では、
土日 → お客様の来店・内見など
月曜日・火曜日 → 土日にいただいたお問い合わせや申込み、契約関係などの処理
水曜日 → 週の真ん中でお休み
という仕事の流れを作りやすい、という説明がありました。
つまり、土日にたくさんのお客様を対応したあと、月曜日や火曜日にその後の手続きを進めて、
業務が比較的落ち着く水曜日に一度お休みする。
そして木曜日・金曜日には、また次の週末に向けて準備する。
こう考えると、「なるほど!だから月曜日じゃなくて水曜日なのか!」と、私もかなり納得しました。
実際に不動産の仕事を始めてみると、お客様をご案内するだけではなく、
その後の申込みや契約の準備、物件の確認、お問い合わせへの対応などなど、
見えないところでもいろいろな仕事があります。
なので、実際に働いてみると、この「週の真ん中で休む」という仕事の流れがとてもよく分かります。
そして、面白い理由もありました!
それは「水曜日の『水』が縁起が悪いから」というもの。
どういうことかというと、
「契約が水に流れる」という言葉から、水=水曜日を連想するためです。
不動産の仕事では、契約はとても大切なもの。
せっかくお客様と話がまとまり、契約まで進んでいたのに、途中で話がなくなってしまうことを
「水に流れる」と表現するのは、確かに縁起が良いとは言えません。
そのため、「契約が水に流れませんように」というゲン担ぎから、
水曜日を休みにするようになったという説があります。
実際、全日本不動産協会の機関誌でも、「水=流れる」という連想から、
水曜日を縁起が悪いと考える不動産業界の習慣が紹介されているのだそうです。
火曜日休みにも、縁起が関係している?
では、なぜ「火曜日・水曜日」の2連休も多いのでしょうか?
これにも、ちょっと面白い説があります。
そしてここで、私がお客様との会話で思い出した「住宅だから火とか水を嫌う」という
住宅メーカーさんの話につながりました。
火曜日の「火」から、火事を、水曜日の「水」から、水害を連想する。
住宅や建物を扱う仕事だからこそ、「火」と「水」はできれば避けたい。
そんな昔からのゲン担ぎが、火曜日・水曜日の定休日につながったという説があるそうです。
さらに「火」から「火の車」を連想し、経営が火の車になることを避ける、という説まであるんだそう。
もちろん、これが火曜日・水曜日定休の正式な理由だと確認されているわけではないので、
あくまで昔から伝わるゲン担ぎの一つとして考えたほうがよさそうです。
「仕事の効率を考えた現実的な理由」と「昔からのゲン担ぎ」、諸説ありそうですね。
こうやって調べてみると、不動産業界には意外と「縁起」を大切にする文化があることに気づきます。
考えてみれば、不動産は人生の中でも大きなお買い物です。
賃貸でも、引っ越しは生活そのものが大きく変わるタイミング。
住宅を購入するとなれば、さらに大きな決断になります。
だからこそ、
「できれば縁起の良い日に契約したい」
「新しい生活を気持ちよくスタートしたい」
と考える方がいるのも自然なことなのかもしれません。
実際、不動産業界では契約や引き渡しの日取りについて、
大安や友引などの六曜を気にするケースがあるとも紹介されています。
全ての不動産屋さんが火・水休みではない
ここも意外と知られていないかもしれません。
「不動産屋さん=水曜日休み」というイメージがありますが、もちろん実際には会社によって定休日は違います。
水曜日だけお休みの会社もあれば、火曜日・水曜日がお休みの会社、土曜や日曜がお休みの会社もあります。
なので、お部屋探しをするときには、
「この不動産屋さんは何曜日がお休みかな?」と事前に確認しておくと安心です。
「せっかく行ったのに定休日だった!」ということにならないように、
ホームページなどで確認してから来店するのをお勧めします。
ちなみに、尾崎不動産は毎週水曜日が定休日です!
「なぜ?」を調べてみると、不動産はもっと面白い!
今回は、「どうして不動産屋さんは火曜日・水曜日がお休みなんだろう?」という
お客様との会話から生まれた、ちょっとした疑問について調べてみました。
すると、「仕事の流れから考えると、確かにそうだな」という理由があったり、
「そんなゲン担ぎの説もあるんだ!」と驚いたり。
不動産の仕事を始めたばかりの私にとっては、新しいことを知る一つのきっかけになりました。
もしもあの時、「なんで水曜日がお休みなんですか?」と聞かれていなかったら、
私も「不動産屋さんは水曜日休み」ということを、これからも何となく知っているだけだったかもしれません。
でも、改めて「なんで?」と聞かれてみると、「あれ? 私もちゃんと知らないな」と気づきました。
不動産の仕事を始めてから、こういうことが少しずつ増えています。
今まで何気なく見ていたものや、当たり前だと思っていたことでも、
「どうしてこうなっているのだろう?」と考えてみると、意外と知らないことがたくさんあります。
これからも、仕事をしていて「これって何でなんだろう?」と思ったことを、そのままにせず、
私自身も調べながら、皆さんにお伝えしていけたらと思います。
不動産の仕事はまだまだ勉強中ですが、「調べてみたら、こんな理由だったんだ!」という発見を、
これからもブログで皆さんと共有できたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

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